アダム・ロバーツ短篇

『SFマガジン4月号』が早川書房から届きました。

「ベスト・オブ・ベスト2017」という恐れ多い特集の中に、アダム・ロバーツの短篇がまぎれ込んでいます。

『ジャック・グラス伝 宇宙的殺人者』のあとがきでご紹介した、「9と11のあいだ」というSFほら話。微妙に翻訳の困難な作品でしたが、あまりこまかいことは気にせずに楽しんでください。

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『時空のゆりかご』

訳者の金子浩さんからのいただきもの。

"もうひとつの現在"を作り出してしまった、時間航行士の未来は!?

これまた映画化権が売れているようです。作者自身が脚本家出身ということで、みずから脚本を執筆中とか。

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『アルテミス』アンディ・ウィアー

訳者の小野田和子さんからのいただきもの。

『火星の人』(映画化名は〈オデッセイ〉)で大ヒットを飛ばした作者の、待望の第二長篇。今度は月面が舞台です。もうFOXで映画化が決定しているとか。

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スコルジー2018

12月にようやく『ロック・イン』の続編Head Onを書き上げたスコルジーさん。

ブログで今年のまとめと来年の予定を公開しています。

3月に出たThe Collapsing Empireから始まる新しいスペースオペラのシリーズ。その続編は、The Widening Gyreというタイトルで来年10月に刊行される予定でしたが、Head Onの執筆が大幅に遅れたせいで、多少先延ばしになるようです。

なお、このシリーズはもともとは二部作の予定でしたが、(少なくとも)三部作になる模様。一作目がまだプロローグみたいなものだったので、予想どおりともいえます。

スコルジーさんの本が早く読めるように、来年は世界が平和でありますように。

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『シルトの梯子』グレッグ・イーガン

訳者の山岸真さんからのいただきもの。

グレッグ・イーガン待望の新作(といっても原書刊行は2001年)。

突如誕生した新時空が、生存圏を飲みこんでいく。
それは新天地の誕生か? それとも故意の喪失か?

巻末には「いろもの物理学者」さんによる解説付き。
なにしろ物理学自体がちがう世界の話なので、いろいろたいへんです。

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Head On

スコルジーさんが新作Head Onをようやく脱稿したようです。

日本でも2016年に刊行された『ロックイン -統合捜査-』の続編ですね。

1月から執筆を初めて、過去に例がないほど長くかかってしまったのは、トランプ大統領のせいだとか(笑)。本国での刊行予定は2018年4月。日本とはだいぶ感覚がちがいますので、わずか4カ月後の刊行というのはけっこうぎりぎりです。

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『このミステリーがすごい! 2018年版』

ロバーツの『ジャック・グラス伝』が、海外篇のベストでなんと6位に入っています。

ミスマガのベストと文春のベストでそろって17位というぎりぎりの順位だったので、このミスでも11位以下のページをながめて入ってないなあと思ったら・・・いや驚きました。なんだかすごく場違いな感じが。

先日の千葉読書会でも出た話ですが、超光速というトンデモネタを扱っていながら、作者の宣言どおり“フェアな”ミステリになっていたあたりが評価されたんでしょうか。よくわかりませんけど。

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ミステリが読みたい! 2018年版ランキング

まだ現物を確認していないのですが、ミステリマガジン2018年1月号に掲載されたランキングで、アダム・ロバーツの『ジャック・グラス伝 宇宙的殺人者』が第17位になったそうです。

なんとウルフの『書架の探偵』と同点。ありがたいことです。

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『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか? 』

訳者の小野田和子さんからのいただきものです。

国書刊行会の〈ドーキー・アーカイヴ〉第四回配本として、なんとマイクル・ビショップの1984年の長編が登場。

悪魔にとり憑かれたタイプライターが彼女の人生を狂わせる……
スティーヴン・キング推薦!?の錯乱必至メタ・ホラー・エンターテインメント!

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『イヴのいないアダム』アルフレッド・ベスター

編訳者の中村融さんからのいただきもの。

かつて河出書房新社から出ていたベスター短篇傑作選『願い星、叶い星』が文庫版で再登場。初訳の二篇が追加されて、いっそうお得に。

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