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ローカス賞最終候補作

LOCUSのサイトで発表されました。

ここでもBlindsightがはいっています。あとはJo Waltonの初のSF長篇とか。
受賞作はちょっと見当がつきませんね……

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The Ghost Brigades

0765315025_01__sclzzzzzzz_ss500_老人と宇宙』の売れ行きがそれなりに好調だったおかげで、同じ世界を舞台にした第二作、The Ghost Brigadesの邦訳が決定しました。作品を支持してくれた読者のみなさん、ありがとう。

続編とはいっても、こちらは題名どおり“ゴースト部隊”に焦点を当てた作品で、主人公もジョン・ペリーではありません。むしろ、表紙のボディスーツが話題になったジェーンのほうが重要な役割を果たします。

第一作もいわゆるミリタリーSFとはちょっとちがう作品でしたが、この第二作は、人類を裏切ったひとりの男の動機をさぐることに主眼が置かれていて、ミステリ的な要素が強くなります。世界の成り立ちに関する謎もいろいろとあきらかにされますし、大きな流れとしてはジョンとジェーンの物語も進んでいきますので、どうぞお楽しみに。

翻訳にとりかかれるのは、まだちょっと先ですが……

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『老人と宇宙(そら)』再出荷

増刷分がようやく出荷されたらしく、amazonでもbk1でもジュンク堂でも購入できるようになりました。

本の雑誌の最新5月号で、大森望さんと鏡明さんがそれぞれ微妙ないいまわしで本書を紹介しています。それなりに楽しんでもらえたようですね。批判の部分についてはおっしゃるとおり。

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ヴォネガットさん、あなたに神のお恵みを

あなたのお墓のまえで泣いたりはしませんよ。
どこかそのへんを吹き渡っているんでしょうから。

Kurt Vonnegut, Jr. 1922—2007

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『世界文学ワンダーランド』

486011066801_sclzzzzzzz_v24887308_ss500_ SFマガジンに連載されていた「SFファンのための世界文学百科」というコラムに大幅な加筆がなされて、一冊の立派な本にまとまりました(amazon)。著者の牧眞司さんからのいただきものです。『車輪の下』を読んでから……と思ったんですが、いつになるかわからないので紹介しておきます。

 文学は最高のエンターテインメントだ!
 幻想フルーツ&奇想キュイジーヌ小説75作を紹介
 「センスオブワンダー」溢れる文学ガイドの決定版!

75枚の扉の先に、さらに楽しい世界が待っています。手に入れるのに苦労する本もあるかもしれませんが……

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『境界知のダイナミズム』

400026344701_sclzzzzzzz_v45434270_ss500_瀬名秀明さんからのいただきもの(amazon)。まだ読み終わっていませんが、とりあえずご紹介。人が感じる「違和感」についてのノンフィクション。

「違和感。この小さな力が世界を変える」

題名から想像されるものよりはずっと読みやすい内容です。冒頭でいきなりダン・シモンズの『サマー・オブ・ナイト』の引用が出てきたり。レムの『ソラリス』への言及があったり。〈フォーラム 共通知をひらく〉というシリーズの七冊目だそうです。

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