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『双生児』

413tdbuowwl_aa240_ 『奇術師』でひろく名前を知られたクリストファー・プリーストの2002年の長篇(amazon)。

とりあえず、帯にある「もっとも完成された小説」という惹句を額面どおりに受け取ってはいけません。パズルのピースがちりばめられていても、それがきちんとはまることはありません。謎解きをもとめる読者には意味不明とみなされる可能性すら……

この作品を楽しむためには、読書力というより、特殊な属性が必要なのでしょう。トリック云々はあまり考えず、過程を楽しむほうが幸せになれるかも。

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