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『火星の長城』 『銀河北極』

51qtcfak5hl_ss500_ 分厚いニュー・スペースオペラの旗手、アレステア・レナルズによる〈レヴェレーション・スペース〉宇宙史の全短篇が、『火星の長城』と『銀河北極』という二冊の本にまとまりました。

「壮大なる宇宙史の全貌がここに!」
「史上最大のスケールで描く遠大なる未来!」

英語版ではバラバラに刊行されている作品を、時系列順にならべてすべて収録した完全仕様。日本の読者は幸せ者ですね。つぎは長篇第三弾も控えているようで、お楽しみはまだまだつづきます。

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『世界の涯まで犬たちと』

51ucmq3noml_ss500_ 訳者の小川隆さんからいただいた、アーサー・ブラッドフォードの初紹介となる短篇集(amazon)。たいへんきれいなパッケージですが、クリスマスプレゼントにいいかどうかは……わかりません。相手によるでしょう。

「犬、猫、様々な動物と人間が織りなす、ねじれてゆがんだ不思議ワールド」

O・ヘンリー賞を受賞したことがあるそうです。「あえていおう。いま、アメリカの短篇がおもしろい」という訳者によるあとがきも読みどころ。

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『処刑者たち』

どんどん行かないと。今年が終わってしまう。

41nmnxfrcrl_ss500_ ヴィレッジブックスから『ER襲撃』で登場したグレッグ・ハーウィッツの邦訳第二弾(上巻 下巻)。終結者ではありませんが、帯には「M・コナリーを凌ぐ迫真サスペンス!」とあります。元陸軍レンジャー部隊員を主人公とするシリーズの幕開けで、このあとにすでに3冊書かれているようです。

「一流のハラハラドキドキ本。洗練されていながら、悪のスパイスが利いている」――ジョー・ランズデール

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『キルン・ピープル』

51p4kr9jo5l_ss500_ 夏のワールドコンのゲスト・オブ・オナーとして来日したデイヴィッド・ブリン。それに合わせて翻訳刊行された単発ものの新作長篇。訳者あとがきでは「軽い私立探偵もの」と紹介されていますが、上下巻で千ページを超えています(上巻 下巻)。

「近未来のアメリカ。ゴーレムと呼ばれるクローンを何体も使って調査をする私立探偵モリスの活躍を描く、傑作SFミステリ」

自分が何人もいれば捜査もはかどりそうです。ちなみに、『このミステリーがすごい! 2008年版』でも票を入れている人がいました。

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『気分はフル回転!』

いただいた本が山積みになっているので紹介していきます。買い逃していた方はこの機会にどうぞ。

51k9p5qsial_ss500_ まずはジャネット・イヴァノヴィッチの〈フル〉シリーズ第二弾(amazon)。

大人気の〈ステファニー・プラム〉シリーズは、集英社に移籍してしまうという、だれにとってもありがたくない結果になってしまいましたが、こちらのシリーズは扶桑社で出る……のかな? 「暴走する面白さ! 超絶爆笑ミステリー」とのことです。

タイトルに「フル」を入れるという制約はなかなかしんどそう。

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