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翻訳者・白石朗

どんどん訳書の出る翻訳者のみなさんからいただいた本、まとめて紹介しておきます。
今日は白石朗さん。いつもありがとうございます。

Photo まずは、小学館文庫から出た新鋭ジョー・ヒルの第一長篇『ハートシェイプト・ボックス』(amazon)。作者自身の希望らしく、どこにも記載はありませんが、スティーヴン・キングの息子さん。すでに、親の七光りというレベルを超えた、高い評価を受けているようです。

「ネットで落としたスーツに取り憑いていた幽霊とは……」

なお、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞などを受賞した第一短篇集も、同じ小学館文庫から刊行される予定になっています。

Photo_2 その親父さんのほうの新作は『セル』(上巻 下巻)。『携帯ゾンビ』という仮題で、発売前からおおいに期待の高まっていた長篇。

「携帯使えば怪物に。未曾有の絶望が人類を襲う!」

電話というのはそもそも不気味なもので、昔からホラー作品の題材によく使われていますが、作者はやっぱり機械がきらいなんでしょうね……

Photo_4 つづいては、訳者の十八番であるジョン・グリシャム。まずは新潮文庫の『最後の陪審員』(上巻 下巻)。お得意のリーガル・サスペンス。

「地方新聞の若き社主が出会った強姦殺人事件――迫る南部の闇」

グリシャムは日本での版元があっちこっちに移って、読者も右往左往状態。某超訳出版社の割りこみもありましたが、版権が高い(推測)わりにアメリカほど爆発的に売れないのが一因かも。いや、翻訳書としては充分売れているんですが。

Photo_5 ということで、2006年のノンフィクション『無実』(上巻 下巻)は、ゴマブックスからの刊行となりました。ストレートな題名ですね。

「心底ふるえた……。アメリカの恥部を抉る“真実の物語”は、読者の魂をぶち抜くだろう」――児玉清

朝日新聞にも大きな広告が出ていましたし、ゴマブックス気合いがはいってます。訳者あとがきによると、グリシャムの2007年刊行の最新ユーモアスポーツ小説も、こちらから邦訳が出るようです。

それにしても、この四冊の訳書がすべてここ二カ月ほどのあいだに出てるとは……

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