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日本から消える出版社

下で紹介したブログをながめていたら、SF、ミステリ方面の関係者にも興味深いと思われるエントリが見つかりました。

最近話題になった某社と某社の提携解消話に関係があるのでしょうか。

つい先日も、某出版社を退社することになったベテラン編集者から、上層部の無理解で現場がいかに苦労しているかという話を聞かされたばかり。日本の翻訳出版業界はどこへ行くのでしょう……

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amazonから消える本

スコルジーソウヤーのブログに、amazonからTorの本が消えているとの報告がありました。
その事情については、ここにくわしく載っています。
現時点では想像もまじっていると思われますが。

ソウヤーをはじめとして、自著のアメリカ版をTorからたくさん出している作家への影響は大きいでしょう。
さて、どういう結末になりますか。

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『最終定理』クラーク&ポール

小野田和子さんからのいただきもの。

巨匠クラーク、とうとう最後の長篇です。
きれいなパッケージですね。お部屋に一冊。

フレデリック・ポールとの共作は、これが最初で最後になりました。

最終定理 (海外SFノヴェルズ) (単行本)
「最終定理 (海外SFノヴェルズ) (単行本)」
 著者:アーサー・C・クラーク,フレデリック・ポール
 出版:早川書房
 発売日:2010-01-22
 価格:¥ 2,310

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『CSI:NY 焼けつく血』など

鎌田三平さんからのいただきものです。

一冊目は、ご存じCSIのオリジナル小説。
今回はシーズン5の放送がはじまったばかりのニューヨーク篇。
作者は先日亡くなってしまったスチュアート・カミンスキー。

CSI:ニューヨーク 焼けつく血 (角川文庫)
「CSI:ニューヨーク 焼けつく血 (角川文庫)」
 著者:スチュアート・カミンスキー
 出版:角川書店(角川グループパブリッシング)
 発売日:2009-12-25
 価格:¥ 860


もう一冊は、朝月先晶さんとの共訳で、〈ディミティおばさま〉シリーズの第三作。
順調に刊行がつづいていますが、第四作は原書が未刊のようです。

ディミティおばさまと古代遺跡の謎 (優しい幽霊) (ランダムハウス講談社文庫)
「ディミティおばさまと古代遺跡の謎 (優しい幽霊) (ランダムハウス講談社文庫)」
 著者:ナンシー アサートン
 出版:ランダムハウス講談社
 発売日:2009-11-10
 価格:¥ 903

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『勝手に来やがれ』ジャネット・イヴァノヴィッチ

細美遙子さんからのいただきものです。
ご存じスティファニー・プラムの、えー、何冊目ですかね。

今回は、アメリカでは本編をしのぐほどの人気という番外編(記念日シリーズ)。
お題はバレンタイン・デーとのことで、タイムリー。

勝手に来やがれ (集英社文庫)
「勝手に来やがれ (集英社文庫)」
 著者:ジャネット イヴァノヴィッチ
 出版:集英社
 発売日:2010-01-25
 価格:¥ 630

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LOCUSの速報

柴野拓美さんの訃報が掲載されました。
小説家としての仕事についても紹介されています。

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柴野拓美さん

はじめてお会いしたときのこと。

同人グループ〈ぱらんてぃあ〉に加わったばかりで右も左もわからない学生時代、誰かに誘われて、伝説の宇宙塵の例会に一度だけ顔を出した。

SF話に飢えていただけに、誰もSFの話をしていない、まったりした雰囲気が不思議だった。

それでも、柴野さんがニーヴンの新刊を配っているのを見て、ああ、生身の翻訳者が目のまえで動いていると感動したことはおぼえている。

会場を出て、駅へと向かう道すがら、思いきって柴野さんに実は翻訳者になりたいんですと話しかけた。

すると柴野さんはひとこと――「とにかく就職しなさい」

単純な私は、いわれたとおり就職して、7年勤めて、フリーになった。

だいぶたって、ホーガンの翻訳を引き継いだ。

自分の未熟さに日々泣きたい思いをしながら、いまも翻訳で食べている。


柴野さん、ゆっくりお休みください。

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ゾーイの物語

編集部からジョン・スコルジーの長篇Zoe's Taleの版権がとれたとの連絡がありました。

好評〈老人と宇宙〉シリーズの四冊目。
『最後の星戦』で描かれた戦いで、ゾーイがほんとうはなにをしていたかが明らかになります。
読者のみなさんに大人気のあのエイリアン種族も登場。

翻訳版の刊行はしばらく先になりますが、お楽しみに。

Zoe's Tale
「Zoe's Tale」
 著者:John Scalzi
 出版:Tor Books
 発売日:2009-04-28

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『夜がはじまるとき』スティーヴン・キング

邦訳版は二分冊になったJust After Suntset(2008)の後半部分。
訳者のひとりである安野玲さんからいただきました。

キングの全作品中最恐ではないかといわれる「どんづまりの窮地」など全六篇。
解説はcocoさんで、「今日の早川さん」の特別出張版も収録。

夜がはじまるとき (文春文庫)
「夜がはじまるとき (文春文庫)」
 著者:スティーヴン キング
 出版:文藝春秋
 発売日:2010-01-08
 価格:¥ 670

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twitterユーザーが選んだ東京創元社の本2009

Webミステリーズで発表されました
投票者は126名。

第4位に『時の娘 ロマンティック時間SF傑作選』が入っています。
東京創元社のサイトではちょこっと立ち読みができるようになったんですね。


第1位【得票数:13】
『秋期限定栗きんとん事件』(上下)米澤穂信

第2位【得票数:9】
『午前零時のサンドリヨン』相沢沙呼

第3位【得票数:8】
『幽霊の2/3』ヘレン・マクロイ

第4位【得票数:7】
『時の娘 ロマンティック時間SF傑作選』ジャック・フィニイ、ロバート・F・ヤング他

第5位【得票数:6】
『ゾティーク幻妖怪異譚』クラーク・アシュトン・スミス

第6位【得票数:5】
『木でできた海』ジョナサン・キャロル
『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボー
『超弦領域 年刊日本SF傑作選』大森望・日下三蔵編

第9位【得票数:4】
『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ・ジャクスン(2007年刊)
『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』大崎梢

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三省堂名古屋テルミナ店の「SF&ミステリフェア」

去年の11月ごろ、このフェアのために訳書のPOPを書いてほしいと頼まれました。

字が下手なうえに絵心が皆無なのでお断りしたかったんですが、宣伝のためと割り切って参加しました。ものはスコルジーの『老人と宇宙』。できあがりを見てものすごく後悔しました。

実際にどんな感じになったのか見てみたいなーと思っていたら、早川書房のサイトに写真が。山岸真さん直筆のグレッグ・イーガンのPOPがちらりと写っていますね。

期間は1月初旬まで。そろそろ終わったかな。

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翻訳ミステリー大賞一次投票の結果

翻訳者が選ぶ年間ベストミステリという趣旨で創設された〈翻訳ミステリー大賞〉。
その一次投票の全結果がサイトで公開されました。

その1(投票者数4以上)
その2(投票者数2~3)
その3(投票者数1)

上位はほかの年間ベストとかわりばえのしない結果になっていますね。
むしろ投票者数1~3の作品がいろいろな意味で参考になります。

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