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ローカス賞2011

なぜか本家よりも早く、TORのサイトで受賞作が公表されていました。
小説部門だけ引用しておきます。

ウィリスの長編はネビュラ賞につづく二冠。
ファンタジイ長編はミエヴィル。どこかで出せませんかね。
第一長編もちょっと気になっていた作品。

短篇のほうは、邦訳もあるテッド・チャンとか、なにか書けば受賞してしまうゲイマンとか。

Science Fiction Novel

WINNER: Blackout/All Clear, Connie Willis (Spectra)
Surface Detail, Iain M. Banks (Orbit UK; Orbit US)
Cryoburn, Lois McMaster Bujold (Baen)
Zero History, William Gibson (Putnam; Viking UK)
The Dervish House, Ian McDonald (Pyr; Gollancz)

Fantasy Novel

WINNER: Kraken, China Miéville (Macmillan UK; Del Rey)
Under Heaven, Guy Gavriel Kay (Penguin Canada; Roc)
Who Fears Death, Nnedi Okorafor (DAW)
The Fuller Memorandum, Charles Stross (Ace; Orbit UK)
The Sorcerer’s House, Gene Wolfe (Tor)

First Novel

WINNER: The Hundred Thousand Kingdoms, N.K. Jemisin (Orbit UK; Orbit US)
The Loving Dead, Amelia Beamer (Night Shade)
Shades of Milk and Honey, Mary Robinette Kowal (Tor)
The Quantum Thief, Hannu Rajaniemi (Gollancz; Tor)
How to Live Safely in a Science Fictional Universe, Charles Yu (Pantheon)

Young Adult Book

WINNER: Ship Breaker, Paolo Bacigalupi (Little, Brown)
Mockingjay, Suzanne Collins (Scholastic)
Enchanted Glass, Diana Wynne Jones (HarperCollins UK; Greenwillow)
I Shall Wear Midnight, Terry Pratchett (Gollancz; HarperCollins)
Behemoth, Scott Westerfeld (Simon Pulse; Simon & Schuster UK)

Novella

WINNER: The Lifecycle of Software Objects, Ted Chiang (Subterranean)
Bone and Jewel Creatures, Elizabeth Bear (Subterranean)
“The Mystery Knight”’, George R.R. Martin (Warriors)
“Troika”, Alastair Reynolds (Godlike Machines)
“The Lady Who Plucked Red Flowers beneath the Queen’s Window’”, Rachel Swirsky (Subterranean Summer ’10)

Novelette

WINNER: “The Truth Is a Cave in the Black Mountains”, Neil Gaiman (Stories)
“The Fool Jobs”, Joe Abercrombie (Swords & Dark Magic)
“The Mad Scientist’s Daughter”, Theodora Goss (Strange Horizons 1/18-1/25/10)
“Plus or Minus”, James Patrick Kelly (Asimov’s 12/10)
“Marya and the Pirate”, Geoffrey A. Landis (Asimov’s 1/10)

Short Story

WINNER: “The Thing About Cassandra”, Neil Gaiman (Songs of Love and Death)
“Booth’s Ghost”, Karen Joy Fowler (What I Didn’t See and Other Stories)
“Names for Water”, Kij Johnson (Asimov’s 10-11/10)
“Thirteen Ways of Looking at Space/Time”, Catherynne M. Valente (Clarkesworld 8/10)
“The Things”, Peter Watts (Clarkesworld 1/10)

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『ドクター・ラット』増刷分到着

amazon等、品切れでご迷惑をおかけしている『ドクター・ラット』。
先ほど増刷分の見本が届きました。奥付は6月30日ですね。

もうじき書店に入荷すると思いますので、いましばらくお待ちを。

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『ドクター・ラット』増刷決定!

ついさっき編集者から連絡がありました。
ウィリアム・コッツウィンクルの『ドクター・ラット』、増刷決定です。
いつ見てもamazonで在庫無しだったので、ほっとしました。

この作品については、SFやファンタジイといったジャンルを超えて、いろいろな分野の方々の書評や感想を見ることができておもしろいです。苦労して訳したかいがありました。

これを機に、〈ストレンジ・フィクション〉の他作品にもさらに注目が集まるといいですね。
そういえば柳下さんのスラデックはどうなったんだろう...


ドクター・ラット (ストレンジ・フィクション)
「ドクター・ラット (ストレンジ・フィクション)」
 [単行本]
 著者:ウィリアム・コッツウィンクル
 出版:河出書房新社
 発売日:2011-03-16
エステルハージ博士の事件簿 (ストレンジフィクション)
「エステルハージ博士の事件簿 (ストレンジフィクション)」
 [単行本]
 著者:アヴラム・デイヴィッドスン
 出版:河出書房新社
 発売日:2010-11-16
ストレンジ・トイズ (ストレンジ・フィクション)
「ストレンジ・トイズ (ストレンジ・フィクション)」
 [単行本]
 著者:パトリシア・ギアリー
 出版:河出書房新社
 発売日:2011-01-16

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朝日新聞書評

『ドクター・ラット』が朝日新聞の書評で取りあげられなかった理由

ここで山形さんの書いている「近刊の自分の訳書」というのはなんだろうと思って調べてみました。ハロルド・ハーツォグ『ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係』(柏書房)のことでしょうね。おもしろそう。

なにか表紙の犬の目つきにドクター・ラットと相通ずるものが...


ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係
「ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係」
 [単行本]
 出版:柏書房
 発売日:2011-06

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星雲賞

投票締切が延長されたそうです。

ここに書くのをすっかり忘れていましたが、そういえば海外長編部門(小説)の参考候補作に、チャイナ・ミエヴィルの『アンランダン』がはいっていました。


アンランダン 上 ザナと傘飛び男の大冒険
「アンランダン 上 ザナと傘飛び男の大冒険」
 [ハードカバー]
 著者:チャイナ・ミエヴィル
 出版:河出書房新社
 発売日:2010-08-17
アンランダン 下 ディーバとさかさま銃の大逆襲
「アンランダン 下 ディーバとさかさま銃の大逆襲」
 [ハードカバー]
 著者:チャイナ・ミエヴィル
 出版:河出書房新社
 発売日:2010-08-17

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五所純子さんの「ド評」

5月31日におこなわれた第二回目で、『ドクター・ラット』が取りあげられたそうです。

残念ながら、この記事(予告編映像付き)で気づいたときにはもう終わってました・・・

5月31日(火)に行われる第二回目は、実験動物達の反抗を描いた物語『ドクター・ラット』という書籍の紹介を皮切りに、「反世界」としてのSF、寓話、幻想文学が特集されるとのこと。眼前に広がるすべての事象や状況といったものが、3.11以前と以後に分断されて読み解かれることの少なくない昨今において語られる「反世界」とは何か。

レポートを楽しみに待ちたいと思います。

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