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『言語都市』チャイナ・ミエヴィル

新刊の紹介です。

『都市と都市』でSF方面以外にも読者層をひろげ、ミステリ系の年間ベストにもランクインしたミエヴィルが、2011年に発表した本格SF。またもや各賞の候補となり、ローカス賞のSF長篇部門をぶっちぎりで受賞しました。

訳者の手元にはまだ見本が届いていませんが、すでに書店にならんでいるはずです。Amazonでも今日から出荷可能になりました。

はっきり言って傑作です。

キーワードは...ナウシカ?

はじめての“SFシリーズ”、はじめての“銀背”――もう思い残すことがない感じ。

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『ロボポカリプス』ダニエル・H・ウィルソン

訳者の鎌田三平さんからのいただきものです。

原書で買おうかと迷っていたら、早くも翻訳が出てしまいました。スピルバーグ監督で映画化される話があったせいかと思いますが、残念ながらその話は無期限延期になってしまった模様。本が出た直後の発表ということで、版元としても大きくもくろみが狂ってしまったことでしょう。

とはいえ、そんなことは抜きにしても、けっこう注目された作品ですから一読の価値はありそうです。ロボットものですし。

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『SFが読みたい! 2013年版』

ベストSF2012が発表になっています。

海外編の一位はミエヴィルの『都市と都市』。

そして9位にスコルジーの『アンドロイドの夢の羊』がはいっています。SFマガジン読者の投票でも7位と、じつに微妙な、しかし妥当なランクに落ちついています。

そのいっぽうで、なぜかこの作品をとても気に入ってくださっているのが、北上次郎さん。2012年のベスト10で、全ジャンルを通じて第9位、翻訳ものにかぎれば第2位と、申し訳ないほどの高評価です。担当編集者に、かならずお送りしてくださいとお願いしたかいがありました。

さらに、ちょっとまえの話になりますが、LOCUS onlineで実施された20世紀と21世紀のオールタイムベスト投票。21世紀のSF長篇部門で、『老人と宇宙』がダントツの1位となりました。それでいいのか、という気がしないでもないですが。

ちなみに、全部門の投票結果の完全なリストも公表されています。

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『インターネットを探して』アンドリュー・ブルーム

金子浩さんからのいただきものです。

なかなかおもしろそうなIT系ノンフィクションですね。

インターネットを探して僕は旅に出た。

仮想? クラウド? いや、ちがう。

それは世界を覆う巨大構造物なのだ!

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