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『ジャック・グラス伝:宇宙的殺人者』

24日に刊行される『ジャック・グラス伝:宇宙的殺人者』の見本が届きました。

ここだけの話ですが、本書は傑作ぞろいの《新☆ハヤカワ・SF・シリーズ》第3期の中でも、もっとも大きな期待をかけられていている作品です。

その証拠に、『SFが読みたい 2017年版』の早川書房の刊行予定の中で、ウルフとプリーストの作品にはさまれて紹介されるはずの本書は、きれいさっぱりスルーされていました。いわば隠し球の中の隠し球というわけです。

ほんとうに隠してどうするんだと思わないでもないですが、なにしろ作者のアダム・ロバーツは本書が初めての邦訳。日本の読者にはまったくなじみがない作家なので、むりもない、の、かも。

とはいえ、英国SF協会賞の受賞作ということでなにげなく原書を読んで以来、早川書房の編集者にこれはやりましょうやりましょうやらなければいけませんと言い続け、3年越しでようやく邦訳刊行まで漕ぎつけただけに、訳者としては、こうして本になっているのを見るだけで感涙にむせばずにはいられません。

物好きな編集者がいてほんとうによかった……

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