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読者への挑戦状

昨日のエントリで、なぜ「ミスリーディング」などという話が出てくるのかというと、この作品、冒頭に謎の語り手からの「読者への挑戦状」があるからです。しかも、三つの殺人事件の犯人はそこで明かされています。

ちょっと引用しますと――

「わたしは読者のみなさんに対して、最初からフェアに勝負を仕掛けるつもりです。さもなければ真のワトスンとは言えません」

「ミステリのひとつは監獄の物語です。ひとつは通常の犯人探し《フーダニット》。ひとつは密室ミステリ」

「みなさんの課題は、これらの物語を読み、数々の謎を解いて殺人者を特定することです。すでにわたしが答を明かしてしまったにもかかわらず、その答はみなさんを驚かせるでしょう。それぞれの事件の真相が驚くほどのことではなかったとしたら、そのときはわたしの負けになります」

というわけで、この挑戦に応じたい方は24日に書店へ走りましょう。

ただし、アダム・ロバーツというのは、ほんとうに一筋縄ではいかない作家ですから、こうした紹介から想像される物語と実際に読んだ印象とがまったくちがっていたとしても、広い心で受け止めていただきたいと思います。

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