『終わりなき戦火』電子版

スコルジーの新刊、電子版もすでに発売になっています。

上がkindle、下がkobo。


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『終わりなき戦火 老人と宇宙6』

ジョン・スコルジーの〈老人と宇宙(そら)〉シリーズの最新刊、本日発売です。

今回は6作目。前作の『戦いの虚空』からの直接の続編として、ハリー・ウィルスン外交団の活躍が描かれ、いよいよ謎の敵の正体が明かされます。

意外なキャラクターに衝撃的な展開が待っていたりもして、ひとつのサイクルが終わるのだなあという感慨が。

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『ロック・イン』書評

牧眞司さんの〈今週はこれを読め! SF編〉で、かなりくわしく取りあげられています。

クライマックスは捜査側と犯人側が互いに罠を掛けあう知恵比べだ

〈メモリの藻屑、記憶領域のゴミ〉では、作者の社会問題の取りあげ方について。

「ロボット捜査官の物語に巧みにポリティカル・コレクトネスとヘイトクライム問題を盛り込んだSF作品」

さらに、翻訳ミステリー大賞シンジケートの〈書評七福神の三月度ベスト〉では、千街晶之さんと、北上次郎さん(褒めているのかどうか微妙)に推していただきました。

設定が命の作品なので、ミステリ方面の反応が気になるところでしたが、おおむね好意的に受け止められているようです。

ちなみに、訳者が好きな場面は、不動産屋といっしょに部屋探しをする場面でしょうか。ただのギャグのように見せながら、社会におけるヘイデンの立場や人びとの意識について明らかにしていく流れはさすがと思いました。

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『ロックイン』の書評

そろそろ感想がぽつぽつ出てきています。

今回は『レッドスーツ』とちがって読者の反応がさっぱり予想できません。

その中でも、SFマガジンで翻訳物レビューを担当している冬木糸一さんの書評がとてもよくまとまっているので、ご紹介しておきます。どんな話かよくわからない人は、とりあえずこれを読んでみるといいかもしれません。

まあ、たしかに「電脳刑事物」ではありますが、編集者が言うように、ロボット刑事とロボット不審者がフライパンと鍋で殴り合ったりするような話でもあります。ミステリファンの方も気楽に読める……かな?

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50代以上の男性が選んだ海外小説書籍ランキング

――という、なんだかよくわからないベスト10で、スコルジーの『ロックイン』が2位にあげられています。この一週間の集計みたいですが、どうやって・・・?

ちなみに、1位は『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』。

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『ロックイン -統合捜査-』発売

スコルジーの新作、いよいよ発売になりました。
電子版の予約もすでに始まっていますね。

では、ここで発売を記念してひとつ問題です。

ロックイン状態に陥った人びとが社会生活を営むために使用するロボットは「スリープ」と呼ばれていますが、その理由は?

作品中ではすでに常識とみなされているために、いっさい説明がありませんが、主人公はこんなふうに言っています――「史上もっとも人気のある映画に出てくる愛すべきアンドロイドのキャラクターの名前」

電子版はこちら↓。

ヒントを言うと、「スリープ」のつづりは「threep」です。簡単すぎるか。

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『ロックイン』見本到着

早川書房から見本が届きました。

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帯に「パンデミック」とか「ニューラルネットワーク」とか「ロボット捜査官」とかいろいろ書いてあって、メインテーマが謎ですが、なにより興味深いのは、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ第三期の刊行予定(一部)かもしれません。

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解説は『レッドスーツ』に続いて堺三保さん。
発売は2月9日。もう少しだけお待ちください。

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『ロックイン』の表紙

表紙をまだ見ていない――とか書いていたら、編集部から届きました。

イラストは『言語都市』でもお世話になった星野勝之さん。

スコルジーは人物であれ風景であれ、具体的な描写をほとんどしない人なので、イラストレーターの方々は手掛かりがなくてたいへんだと思います。

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『ロックイン―統合捜査―』ジョン・スコルジー

そして、ジョン・スコルジーの新作もamazonで予約が始まっています。

〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ第3期〉の第一弾として、2月9日に刊行予定。
もうしばらくお待ちください。

表紙はわたしもまだ見ていません・・・。

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スコルジーの新しい契約

ジョン・スコルジーが、Tor Booksと、これからの10年間で13冊の本を出す契約を結んだそうです。金額はトータルで340万ドル!(もちろん、本が出なければお金は入りません)

上の記事にあるTorの編集者の話では、スコルジーがここまで高く評価されている理由のひとつとして、大ベストセラーはないものの、既刊本が万単位のレベルで毎月売れていることがあるようです。映像化の話がいくつも進んでいることも影響しているのかもしれません。

作者のブログにも、この大型契約にまつわるくわしい説明があります。

気になる13冊の内訳はというと――

・日本でも翻訳が予定されている新作SFスリラーLock Inの続篇。

・新しいスペースオペラのシリーズ(2冊)。

・〈老人と宇宙〉シリーズの新作!(だいぶ先みたいですが)。

・単独の長篇が何冊か。

・ヤングアダルト3冊。

これでしばらくは、売り込みや契約などの雑事を離れて執筆に専念できるということのようですが、生活の安定は作家の創作意欲にどういう影響をおよぼすのか……。

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