『シルトの梯子』グレッグ・イーガン

訳者の山岸真さんからのいただきもの。

グレッグ・イーガン待望の新作(といっても原書刊行は2001年)。

突如誕生した新時空が、生存圏を飲みこんでいく。
それは新天地の誕生か? それとも故意の喪失か?

巻末には「いろもの物理学者」さんによる解説付き。
なにしろ物理学自体がちがう世界の話なので、いろいろたいへんです。

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『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか? 』

訳者の小野田和子さんからのいただきものです。

国書刊行会の〈ドーキー・アーカイヴ〉第四回配本として、なんとマイクル・ビショップの1984年の長編が登場。

悪魔にとり憑かれたタイプライターが彼女の人生を狂わせる……
スティーヴン・キング推薦!?の錯乱必至メタ・ホラー・エンターテインメント!

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『イヴのいないアダム』アルフレッド・ベスター

編訳者の中村融さんからのいただきもの。

かつて河出書房新社から出ていたベスター短篇傑作選『願い星、叶い星』が文庫版で再登場。初訳の二篇が追加されて、いっそうお得に。

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『虚ろなる十月の夜に』

竹書房さんからのいただきもの。もちろん買っていたのでダブりました。

ゼラズニイ27年ぶりの邦訳。最後の長編です。

切り裂き魔(ジャック)に吸血鬼(ドラキュラ)、名探偵(ホームズ)
いずれ劣らぬ曲者たちが旧き神々(クトゥルー)に対峙する――

十月の終わりの万聖節前夜に、そのゲームは行われる。
《閉じる者》と《開く者》、旧き神々を崇拝する者たちとそれを阻止せんとする者たちの、
世界の変革と保持を巡る戦い──《大いなる儀式》が。

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『ファインダーズ・キーパーズ』キングほか

翻訳者の白石朗さんからのいただきものです。

まずはスティーヴン・キングの新作ミステリ第二弾。

前作でも思ったことですが、このタイトル半分ずつというのはどうなんでしょう。どうも一冊ずつ手に取ったときに間の抜けた感じが。書店で平積み前提だからいいのか。

続いて、なんとパトリシア・ハイスミスの第一長篇の新訳が河出文庫から。

こちらはたいへん粋な表紙です。

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『オクトーバー: 物語ロシア革命』チャイナ・ミエヴィル

筑摩書房からミエヴィルの最新長編が早くも登場しています。

ものが(なんと)ロシア革命100周年記念出版のノンフィクションということで、翻訳もどうしてもこの10月に出さなければいけなかったんですね。

実はこの本、某社(H書房ではない)の依頼で去年の暮れに急遽リーディングしていて、企画はとおったんですが、複数の出版社の競合になって残念な結果に。

そのときのレジュメからちょっと引用すると――

「挿入されるこまかなエピソードの数々は、歴史書を読むというより、まるでドキュメンタリー映画を見ているような臨場感にあふれている。いまにも〈プロジェクトX〉のあのナレーションが聞こえてきそうだ」

「歴史ノンフィクションというと、たしかに意表を突かれた気になるが、革命に翻弄されたひとつの都市(ペトログラード)を描くという観点から見れば、実はそれほど意外なことではない」

「来年はロシア革命100周年の年になる。それでも世界には、力ある者に虐げられた民衆があふれている。本書はミエヴィルの革命宣言であると同時に、人間賛歌と言えるのかもしれない」

まあ、そういうこともあると。

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『イルミナエ・ファイル』

訳者の金子浩さんからのいただきものです。

先日のどんぶらこんの会場で、H書房の編集者から「たいへんなものを作ってしまいました」と耳打ちされた本ですね。けっこう重たい『ジャック・グラス伝』と比べてみると、その巨大さがわかります。

しかしこれ、電子版はどうなるんでしょうね。たとえ出たとしても、大型のタブレットでないとまともに読めないのでは。購入予定の方は書籍版を確保しておくほうが安全かも。

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『ネクサス』ラメズ・ナム

訳者の中原尚哉さんからのいただきもの。

これもアングリー・ロボット社から出た本ですね。
刊行当時にちょっとだけ読んでました。
三部作の第一部で、すでに映画化進行中とか。

若き天才科学者が生み出した
ナノマシン・ドラッグ〈ネクサス〉を
めぐり展開するSFスリラー!

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『死の舞踏: 恐怖についての10章』

安野玲さんの訳書です。

スティーヴン・キングがホラーについて語り尽くした、ファン必携のエッセイ。最初に邦訳が出たのが1993年。それから出版社と判型を変えながら、これで三度目か四度目のお目見え。

今回はキング自身の新たな前書きを収録し、各種データも最新版にアップデートした決定版。もはやホラー界のバイブルですね。

そういえば、『ジャック・グラス伝』にも〈レッド・ラム2020〉という宇宙船が出てきましたが、もちろんこのレッド・ラムはRed Rum。逆に読むとmurderというやつです。

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『猫SF傑作選 猫は宇宙で丸くなる』

中村融さんからのいただきものです。

中身についてはもちろん、パッケージもすばらしいですね。
文庫本にしておくのがもったいないくらい。

最大の売りは、ずっと入手困難だったフリッツ・ライバー「影の船」が収録されていることでしょうか。なにはともあれ買っておくべき。

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