『虚ろなる十月の夜に』

竹書房さんからのいただきもの。もちろん買っていたのでダブりました。

ゼラズニイ27年ぶりの邦訳。最後の長編です。

切り裂き魔(ジャック)に吸血鬼(ドラキュラ)、名探偵(ホームズ)
いずれ劣らぬ曲者たちが旧き神々(クトゥルー)に対峙する――

十月の終わりの万聖節前夜に、そのゲームは行われる。
《閉じる者》と《開く者》、旧き神々を崇拝する者たちとそれを阻止せんとする者たちの、
世界の変革と保持を巡る戦い──《大いなる儀式》が。

|

『ファインダーズ・キーパーズ』キングほか

翻訳者の白石朗さんからのいただきものです。

まずはスティーヴン・キングの新作ミステリ第二弾。

前作でも思ったことですが、このタイトル半分ずつというのはどうなんでしょう。どうも一冊ずつ手に取ったときに間の抜けた感じが。書店で平積み前提だからいいのか。

続いて、なんとパトリシア・ハイスミスの第一長篇の新訳が河出文庫から。

こちらはたいへん粋な表紙です。

|

『オクトーバー: 物語ロシア革命』チャイナ・ミエヴィル

筑摩書房からミエヴィルの最新長編が早くも登場しています。

ものが(なんと)ロシア革命100周年記念出版のノンフィクションということで、翻訳もどうしてもこの10月に出さなければいけなかったんですね。

実はこの本、某社(H書房ではない)の依頼で去年の暮れに急遽リーディングしていて、企画はとおったんですが、複数の出版社の競合になって残念な結果に。

そのときのレジュメからちょっと引用すると――

「挿入されるこまかなエピソードの数々は、歴史書を読むというより、まるでドキュメンタリー映画を見ているような臨場感にあふれている。いまにも〈プロジェクトX〉のあのナレーションが聞こえてきそうだ」

「歴史ノンフィクションというと、たしかに意表を突かれた気になるが、革命に翻弄されたひとつの都市(ペトログラード)を描くという観点から見れば、実はそれほど意外なことではない」

「来年はロシア革命100周年の年になる。それでも世界には、力ある者に虐げられた民衆があふれている。本書はミエヴィルの革命宣言であると同時に、人間賛歌と言えるのかもしれない」

まあ、そういうこともあると。

|

『イルミナエ・ファイル』

訳者の金子浩さんからのいただきものです。

先日のどんぶらこんの会場で、H書房の編集者から「たいへんなものを作ってしまいました」と耳打ちされた本ですね。けっこう重たい『ジャック・グラス伝』と比べてみると、その巨大さがわかります。

しかしこれ、電子版はどうなるんでしょうね。たとえ出たとしても、大型のタブレットでないとまともに読めないのでは。購入予定の方は書籍版を確保しておくほうが安全かも。

P_20171007_091726

|

『ネクサス』ラメズ・ナム

訳者の中原尚哉さんからのいただきもの。

これもアングリー・ロボット社から出た本ですね。
刊行当時にちょっとだけ読んでました。
三部作の第一部で、すでに映画化進行中とか。

若き天才科学者が生み出した
ナノマシン・ドラッグ〈ネクサス〉を
めぐり展開するSFスリラー!

|

『死の舞踏: 恐怖についての10章』

安野玲さんの訳書です。

スティーヴン・キングがホラーについて語り尽くした、ファン必携のエッセイ。最初に邦訳が出たのが1993年。それから出版社と判型を変えながら、これで三度目か四度目のお目見え。

今回はキング自身の新たな前書きを収録し、各種データも最新版にアップデートした決定版。もはやホラー界のバイブルですね。

そういえば、『ジャック・グラス伝』にも〈レッド・ラム2020〉という宇宙船が出てきましたが、もちろんこのレッド・ラムはRed Rum。逆に読むとmurderというやつです。

|

『猫SF傑作選 猫は宇宙で丸くなる』

中村融さんからのいただきものです。

中身についてはもちろん、パッケージもすばらしいですね。
文庫本にしておくのがもったいないくらい。

最大の売りは、ずっと入手困難だったフリッツ・ライバー「影の船」が収録されていることでしょうか。なにはともあれ買っておくべき。

|

『時をとめた少女』ほか

山田順子さんからのいただきもの。

まずはなつかしいロバート・F・ヤングの傑作選。
新訳!二篇のうち、一篇を山田さんが担当されています。

続いて、話題のJ・G・バラード短篇全集の第一巻。
こちらも一部担当ですね。それにしても画期的な全集だ。

最後に、これも去年の本ですが、ディズニー映画化決定というゴーストストーリー。
カナダ作家、ジョナサン・オージエの初紹介作品です。

|

『天界の眼:切れ者キューゲルの冒険』ほか

中村融さんからは、たくさんいただいています。

まずは〈ジャック・ヴァンス・トレジャリー〉の第二弾。
SFファンは買っておかなければいけません。

続いて、ブラッドベリの自選傑作集。
かつてサンリオ文庫で出ていた本の完全新訳版。
中村さんの選ぶ傑作集と比べてみたいですね。

さらに、こちらは大森望さんとの共訳で、バリントン・ベイリーの短篇傑作選。
すべて単行本初収録。

|

『エターナル・フレイム』『アロウズ・オブ・タイム』

山岸真さんと中村融さんの共訳で、イーガンの〈直交〉三部作。いよいよ完結。

「異なる時空で構築された驚天動地の世界」を舞台にしているということで、書くほうもたいへんそうですが、訳すのはもっとたいへんそうです。読み終えた人はみな勇者。

|

より以前の記事一覧